夢ファイル #23 摩天楼の最上階から落ちる

映画で見た〜、ニューヨークのスラム街の〜、裏道みたいな風景が見えた〜。薄暗い〜、灰色っぽい感じ〜。見えるのは〜、寂れた〜、古いアパートと〜、ぼろきれやら新聞が風でがさごそ動いている光景〜。

次の瞬間〜、違う場所にいた〜。高層ビルの〜、最上階というか〜、屋上に向かう階段の〜、ほぼ終わりのところを上っていた〜。床とか〜、階段の手すりとか〜、古い建材だった〜。サッシも〜、アルミじゃなくて〜、なんか真鍮みたいな合金の〜、重そうな素材だった〜。

最後の踊り場に上がって〜、更に上を見たけど〜、ただの行きどまりみたいで〜、出口は無い〜。それで〜、そこで文庫本を読むことにした〜。よくありがちな〜、オレンジ色っぽい〜、茶色の文庫本〜。カバーは取ったみたい〜。サッシの引き戸の〜、強化ガラスに寄りかかって読み始めた〜。眼下には〜、明るい日光を浴びて〜、全体的にオレンジ色っぽく輝く〜、街が見える〜。向こうまでびっしり建物が広がっていて〜、大都市という感じがした〜。空は〜、少しガスがかかっていたかもしれないけど〜、青い空が〜、遠くまで広がっていた〜。

本を読んでいるうちに〜、同じ姿勢に疲れて〜、足を組み替えた〜。そうしたら〜、体重が〜、右に偏って掛かった〜。寄りかかったサッシが〜、するすると動き出した〜。おっと〜、と思った瞬間〜、もしや〜、と不安が走る〜。さっと視線を移して確かめると〜、サッシの溝の縁についているはずの〜、留めが無い〜!古くなって、黒ずんでいる真鍮のレールの先が〜、すっぽり開いている〜。慌てて体勢を立て直そうとしたが〜、もうバランスを取り戻せない〜。うわ〜っという心の叫びと一緒に〜、サッシのガラス板ごと〜、空中に放り出されてしまった〜。宙に舞う〜、サッシと〜、文庫本が見えた〜。

夢はここでお終い〜。



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